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相続診断協会10周年 注目資格はココ! <16>

一般社団法人相続診断協会(東京都中央区)は、設立日となる12月1日を「笑顔相続の日」と定め、毎年「笑顔相続シンポジウム」と題し、相続について分かりやすく学べるイベントを開催している。代表理事の小川実氏に聞いた。

 --設立10年を迎える

「節目の年。次の10年に向け『NEXT STAGE』をテーマに様々なプログラムで構成しています。今回は初となる会場公演(東京)とオンライン講演のハイブリッド対応で4時間に及ぶシンポジウム。特に注目いただきたいプログラムを紹介すると、まずは毎年恒例の『笑顔相続落語』。延べ294講演・3万5000人以上が来場した『天国からのラブレター』に加え、この日が新作初公演となる『形見の脇差』を公演します。涙あり、笑いありの豪華2本立てです」

 --相続診断士の普及へ

 「資格取得を目指す人も資格保持者にも必見なのは、各業界の相続診断士活動事例の紹介です。LIXILイーアールエージャパン研修部相続担当シニアアドバイザーの安井正幸氏がERA LIXIL不動産ショップ相続サロンの相続診断士活用事例を講演します。相続診断士資格を現場でどう生かしているのか、生の声が聞けます」

 「各相続資格団体代表による『今後の日本の相続事情』のディスカッションや、血縁がない祖母から15億円を相続したカスタネット芸人、前田けゑさんの講演も予定しています。『争族をなくし、笑顔相続を実現する』と思っています。少子高齢社会が進むことで相続問題もクローズアップされています。シンポジウムには、当協会HP上から気軽にお申し込みください」 全文は、「不動産ココ」(https://fudousan-koko.jutaku-s.com/)に掲載。

 DATA 相続診断士試験は通年(CBT方式)。試験時間は60分、60問。合格基準点は100点満点で70点。