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コロナリスクで売上減も営業利益は確保 東急不HD21年度業績予想修正

 東急不動産ホールディングスは11月4日、22年3月期業績予想を一部下方修正した。期初予想と比較して売上高を300億円下方修正したものの、アセットの価格上昇により売却収益が42億円増加するほか、好調な売買仲介や再生可能エネルギー事業などで期初予想並みの利益水準を確保するとした。新型コロナの影響を受けた東急ハンズやホテル、レジャーなどの回復が遅れており、今後の感染再拡大を想定して売上高を修正した。「好調な事業によりコロナ影響の下振れリスクを補い、営業利益は当初計画の800億円を着実に達成したい」(同社)としている。

 DXの具体的な取り組みに関しては、来年5月に公表する予定の中期経営計画で具体化するが、全体のビジネス効率化や顧客体験への貢献に活用する方針だ。