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見守り新サービス 共同開発で4社が合意

 社宅・寮などの施設運営や制度運用支援のサンネクスタグループの子会社で、防犯・防災システム企画開発のスリーS(東京都新宿区)は、東急セキュリティ(東京都世田谷区)、インターネットイニシアティブ(東京都千代田区)、ハネロン(大阪府八尾市)の4社で連携し、「新たな見守りセキュリティサービス」の共同開発に着手することで、6月1日に合意した。

 高齢単身者世帯が増加傾向にある。これに比例して、離れて暮らす家族からの安否確認サービスの需要も増えている。また、アパートなどの物件オーナーも人口減少を背景に、空室・空き家が犯罪に利用される恐れがあるなど、課題を抱えている。これらを解決する方策の一つとして、住まいの環境を「見守る」ための新たなサービスの開発に4社で着手した。

 共同開発する新サービスは、低消費電力で長距離の通信ができる無線通信技術「LPWA」などの最新技術を活用する。省電力化や機器への電源供給方法の多様化にも対応できると考えている。