売買仲介

洪水・土砂・地震ハザードマップ追加 ライフル

 ライフル(東京都千代田区、井上高志社長)はこのほど、不動産ポータルサイト「ライフルホームズ」の「新築一戸建て物件詳細」に「洪水・土砂災害・地震ハザードマップ」を追加した。スマートフォンで利用できる。

 物件エリアの地図上に洪水や土砂災害、最大震度、液状化のシミュレーション結果、避難所情報を表示する。色覚の障がいのある人でも見やすいようにヒートマップで用いる色のバリアフリー対応を行っている。

 近年、集中豪雨による水害が各地で発生し、不動産取引時においても水害リスク情報が重要な意思決定要素となっているという。

 同社が20年に実施した自然災害リスクに対する意識調査でも、前年に比べて「災害に強いエリアかどうか」を調べた人の割合が賃貸・売買共に5%程度上昇し、売買のカテゴリーでは最も上昇した項目だった。