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大言小語 誰かのための時間

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 「生活を高速化したい」という意識が大幅に高まっていることが、あるシンクタンクの「時間に関する意識調査」で明らかになった。仕事や家事、遊びなどの日頃の行動を、今よりスピードアップして高速化したいか、それともゆっくりと低速化したいかを20~69歳の男女に質問したところ、「高速派」が20年前の37.4%から57.4%に大幅に上昇した。変化がなかった60代を除き「高速化したい」という意識が各年代で高まった中で、20代は特に顕著な上昇を見せたという。

 ▼現代人にありがちな余裕がない、ゆとりがないという印象を抱かせるが、時間を強く意識したことの表れなのだとすれば違った一面も見えてくる。過去20年といえば、自然災害を含め変化の激しい時代だったこと、世帯の小規模化が進んだことが思い浮かぶ。そうした中で人とのつながりや絆を大事にしたいという思いが、多くの人々の心に刻まれたことは記憶に新しい。

 ▼聖路加国際病院の名誉院長で、105歳で亡くなった日野原重明先生が生前、「命とは人間が持っている時間」と説いていた。自分のためにだけ時間を使うのではなく、誰かのために時間を使いなさいという思いが込められた、若い人たちに向けたメッセージだ。もしも環境の変化や孤独、孤立化が時間に対する意識を高めたのだとしたら、誰かのために生きたいと思う人々が増えているということなのかもしれない。

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