大手住宅メーカーが提案する規格住宅 合理性高い共働きに訴求
住宅新報 2019年12月3日 号 1面
近年、住宅市場の中心になる20代、30代のライフスタイルや感性の変化は顕著だ。共働きの増加といった顧客動向に対応し、規格住宅の発売が続く。自由設計に比べ、顧客の手間や営業コストの削減が見込めるが、大和ハウス工業はウェブ限定、旭化成ホームズは買取保証付きといった付加価値を持たせた商品を展開する。基本スタンスや開発背景を取材した。(古賀和之)
若年層の「共感」取り込む 大和ハウス
11月1日にウェブ限定の戸建て住宅商品として「Lifegenic(ライフジェニック)」を発売した大和ハウス工業。契約の際は対面での打ち合わせや手続きが必要になるが、販売窓口はウェブサイトに一本化する。
開発背景には戸建て住宅市場におけるボリュームゾーンと同社メイン顧客層とのかい離解消がある。同社のメイン商品は3000万円前後。一方、リクルート住まいカンパニーの「注文住宅動向・トレンド調査」によれば、ここ数年、建築費用で最も多いのは2000万~2500万円未満のゾーンで、直近の19年版では全体の23.3%を占める。ボリュームゾーンへの対応が課題だった。
























