五輪後の不動産市場 夜間やイノベ鍵に 世界都市ランキング、東京4位維持もパリが肉迫
森記念財団・都市戦略研究所(竹中平蔵所長)は11月19日、「世界の都市総合力ランキング2019」を公表した。東京は前年と変わらず3位だったが、4位のパリとの差が縮まった。東京が総合力を上げるには、ハイクラスホテルの整備やナイトタイムエコノミーの活性化などが必要と提言した。一方、JLLの調査によると、世界のイノベーション都市として東京は2位だが、大企業の研究・開発が中心でスタートアップ企業が少ない点を指摘。また、テック企業が集積しつつある渋谷の賃料の伸びが大きく、イノベーションは不動産市場に大きな影響を与えるとした。 (桑島良紀)
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