不動産、MaaS実証実験相次ぐ 鉄道、船、自動運転、バスなど連携 再開発エリアの東京・竹芝や東京・丸の内などで実施
住宅新報 2019年10月22日 号 4面
年末から来年に掛けて、不動産企業によるMaaS(マース、次世代移動サービス)の実証実験が相次ぐ。東急不動産やJR東日本などが再開発を手掛ける東京・竹芝エリアで配車サービスや鉄道、船を使った新たなモビリティサービスの実証実験を実施。また、三菱地所など7社は、11月18日から自動運転タクシーやリムジンバスなどが連携し、空港から東京・丸の内までのマース実証実験を開始する。海外では、マースと不動産、まちづくりを結びつける事例もあり、日本でも同様の動きが加速しそうだ。
東急不動産、JR東日本、モネテクノロジー、竹芝エリアマネジメントなど7社は、東京都が公募した「MaaSの社会実装モデル構築に向けた実証実験」を受託。竹芝エリアで移動の利便性向上を目指した実証実験を、12月下旬~20年1月上旬の予定で実施する。
実証実験の内容は、竹芝エリア内の通勤者向けオンデマンドモビリティサービス、通勤者向けマルチモーダルサービス、観光客向けマルチモーダルサービスの3つ。通勤者向けオンデマンドモビリティサービスは、モネテクノロジーが開発するアプリから、竹芝エリア周辺駅やオフィスなどを巡回するモビリティの予約が可能で、通勤者の移動の効率化を図る。
また、通勤者向けマルチモーダルサービスは、勝ちどき桟橋から竹芝桟橋への舟運と竹芝桟橋からJR浜松町駅へ移動するモビリティを連携。通勤手段として船舶とモビリティサービス、鉄道によるマルチモーダルの可能性を検証する。観光客向けマルチモーダルサービスでは、大島の定期便に合わせて竹芝客船ターミナルから浜松町駅まで移動するモビリティサービスを運行する。

























