総合

魅力ある国際都市を目指して 都内各地で再開発進む 東京20年五輪へ防災力強化も同時進行

 東京都心部はいま再開発ラッシュを迎えている。1964年の前回東京五輪に合わせ整備された高速道路や鉄道網、上下水道などの都市基盤が形づくられてから半世紀。かつての近代的施設や設備は老朽化し、大規模改修や更新の時期に差し掛かったことに加え、11年3月に襲った東日本大震災で傷んだ建物や基盤施設も数多く存在する。更に、激しい揺れが想定される首都直下地震に備えるという事情もある。災害に強い都市づくりはもちろんだが、それ以上に魅力的な活力のある国際都市への転換を意識しての展開である。20年五輪・パラリンピックを一つの目標に、東京の街が大きく変わり始めている。

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