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大言小語 負けるが「価値」

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 将棋のプロ棋士とコンピューターが5人対5プログラムで対決する「電王戦」は、初戦プロ側が勝ったものの、その後2連敗、4局目の対局者が必敗の将棋から、相手陣内に入る入玉持将棋を狙い、引き分けに持ち込んだ。人間の勝ち越しはなく、五分にするしかない最終局をA級トップ棋士三浦八段に託す。

 ▼人間が機械に負けた衝撃からか、放映している「ニコ生」はコメントなどで盛り上がっている。「負け」がこれほどクローズアップされるのも珍しい。とはいえ、負けることも強さの証明である。例えば、将棋の加藤一二三九段は、最近1100敗したことがニュースになった。史上初だが、これは栄誉でもある。単に1100敗はできない。対局数をこなす、つまり勝つからこそ、これだけ負けられる。負け続けなら30敗くらいした所で引退だろう。

 ▼プロ野球の投手で最も負けた人は、と思い、調べると298敗もした投手がいた。こんなに負けられるのは、やはり金田正一しかいない。2位は285敗の米田哲也。この2人は勝ち星でも1位2位だ。

 ▼不動産も商売の成功、失敗の繰り返しで会社は成長していく。「勝ち組」「負け組」と称し、勝ち組だけが都合のいいルールを作り、更に勝つような世界はいらない。公平なルールで場が設定されるからこそ、負けても価値があるのである。

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