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丸亀にMT型物流施設を着工 大和物流

 大和ハウスグループの大和物流は5月11日、香川県丸亀市でマルチテナント型物流施設「(仮称)丸亀物流センター」を着工した。

 立地は瀬戸中央自動車道の坂出北ICから約8.6キロ、坂出ICから約8.8キロ、高松自動車道の善通寺ICから約8.4キロに位置する敷地1万2998.56平方メートルに、延べ1万4478.60平方メートルの2階建てを建設する。

 四国エリア全域に3時間30分以内でアクセスできることから、四国エリアの広域配送拠点として最適であるとともに、本州と四国を結ぶ瀬戸大橋にも近く、本州へ車で45分圏内と、四国と本州をつなぐ物流の要衝を担う施設としての機能性も見込む。

 全フロアで1平方メートルあたり床荷重2.0トンを確保することで、建築資材や飲料、紙などの重量物の保管にも適した施設仕様とするほか、高床式と低床式の2種類のトラックバース形式を採用することで、多様な貨物の特性に対応した効率的な入出庫作業が可能となる。

 保管や流通加工機能も備え、荷主企業に代わって設計・提案なども含め防滑的に物流事業を受託する3PL拠点や、四国エリアを商圏とする企業向けの中継・2次配送拠点として、幅広い物流ソリューションを展開する計画だ。竣工は23年3月31日の予定。