投資

東京ガス不、私募リート運用開始 2025年に500億円規模へ

 東京ガスの100%子会社である東京ガス不動産は3月1日、非上場オープンエンド型の私募リート「東京ガス不動産プライベートリート投資法人を設立し、運用を始めた。運用会社は東京ガス不動産投資顧問。現在約200億円の運用資産規模を、2025年には500億円を超える規模へと拡大することを目指す。

 今回の私募リートは、東京圏に限定した賃貸住宅・オフィス等を投資対象とする。長期で安定した収益の還元を目指 すことに加え、投資家と共にESG価値を共創することを主要なコンセプトとして掲げている。コンセプトの実現に向 けて 、東京ガス不動産、東京ガス不動産投資顧問、同私募REITの3者で、ESGの資産価値向上および物件取得を目的 とした協定を締結している。