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不動産登記活用で新サービスを提供へ先行で一部機能無料公開 JON

 不動産登記のデータソリューションを提供するJON(東京都新宿区)は、不動産登記を活用するための新サービス「インデックスマップ@クラウド」の提供を2024年4月に始める。これに先行して、一部機能を「パブリックレビュー版」として無料公開した。
新サービスは、同社で提供中の「シカクマップ(TM)」での地番・土地区画・現況調査、登記情報取得の基本性能を向上させつつ、更に仮想の登記データベースの自動生成機能を追加する。

 近日中に同社で提供を始める「登記案内」と連携すれば、活用性能を一層向上できる。今後、ファイル連携やデータ分析機能を順次搭載し、不動産登記の活用の幅を広げる。

 不動産関係や金融関係、インフラ関係の事業者に活用を訴求する。

 例えば、不動産関係では、「土地開発で広範囲の登記情報を取得したい」「売却希望物件の概算価値をスピーディーに出したい」「空き地の地権者を調べたい」「不動産の売買物件情報を調べたい」といったニーズに応える。