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仮想空間を設計する「メタバース建築家」を募集 メディアエクイティ

デジタル鑑定書などとも言われ、ブロックチェーン(分散型台帳技術)で独自性を証することのできるNFT(ノン・ジファンジブルトークン)の取引市場「HEXA」(ヘキサ)を運営するメディアエクイティ(東京都品川区)は、「メタバース建築家」を募集している。仮想空間内に設ける「部屋」を設計できる建築家を募り、その作品を仮想空間内で表示する。応募は2022年6月15日まで。

同社は2022年5月に3D(3次元)メタバース(仮想空間)の「HEXAメタバース・ゲートウェイ」(アルファ版)を開設。その空間では、住民票となるNFTを保有する「HEXA住民」2万6000人超が各自で部屋を持つ。これまでに、ギャラリーやオフィスを設けており、今回、最大で7つの部屋の設計をメタバース建築家から募集する。採用されたメタバース建築家は特典として、HEXA住民が使う部屋の選択画面に作品が表示される。また、公認建築家として、現実空間で従事している設計事務所などのリンク先をトップページに掲載できる。応募作品は、今回選定されなくても、一般のNFTと同様に販売などをできるようにする。