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野村不HD、本社を25年に芝浦へ移転

野村不動産ホールディングスは、グループ各社の本社を、25年2月に竣工を予定している、大規模複合開発「芝浦プロジェクト」(東京都港区芝浦一丁目)のS棟に移転することを決定した。本社移転に伴い、都心で空・海・緑を感じながら、自らその日の働き方をデザインする、同社が提唱する新たな働き方「TOKYO WORKation(トウキョウ ワーケーション)」を実現する。本社移転に先駆け、22年10月から同プロジェクト敷地内に位置する「浜松町ビルディング」(S棟竣工後に建て替えを予定)に移転後のワークスタイルを見据えたモデルオフィスを開設。より効果的な環境構築や働き方を検証する。

本社移転プロジェクトでは、⑴ウェルビーイング(社員一人ひとりが生き生きと充実した人生を過ごし、活力を持ち合わせられる環境)、⑵エンゲージメントハブ(社員が自然にグループビジョンを理解・体感できる環境)、⑶ダイバーシティ&インクルージョン(出社時の社員同士のつながりの質を高め、多様な社員が積極的に協同し、知恵を出しあう仕組みを備えた環境)の3つの実現を目指す。