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7月の不動産業倒産件数、今年最小に 東京商工リサーチ

 東京商工リサーチの調べによると、7月の不動産業倒産件数は今年最小の17件(前年同月比48.4%減少)となった。20件を下回ったのは6カ月ぶりとなる。
 負債総額は58億2500万円(同62・7%減少)で、4カ月連続の減少となった。負債総額10億円以上の大型倒産は1件で、大幅に減少。1億円未満が15件で全体の9割を占めた。
 同社は「当面、不動産業の倒産が急増する要因は見当たらないが、小規模企業を中心に息切れ倒産の発生が懸念される」としている。