賃貸・管理

田園都市線沿い旧社員寮 認可保育所と賃貸に 東急電鉄

 東急電鉄(東京都渋谷区)はこのほど、東急田園都市線沿線の元社員寮を、認可保育所と賃貸住宅にコンバージョン(用途変更)した複合施設を完成させた。低稼働率の物件の資産価値をリノベーションによって高め、沿線の空き家対策につなげるコンサルティング事業「まるサポ」の第4弾。
 物件は、1988年築の鉄筋コンクリート造の地上3階建て。敷地面積は1778平方メートル。宮前平駅から徒歩7分の場所に立地する。東急電鉄は個人所有者と定期建物賃貸借契約を結んでこれを一括借り上げし、保育所と賃貸住宅として運用。保育所はアルファコーポレーション(京都市下京区)、賃貸住宅は居住者交流型賃貸「ソーシャルアパートメント」を展開するグローバルエージェンツ(東京都渋谷区)に管理運営を委託している。