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都心5区のビル市況、改善続く 三幸エステート

 三幸エステートは11月13日、東京都心5区の大規模ビル市況(10月度)をまとめた。空室率は低下し、募集賃料も改善が進んでいることが分かった。

 空室率は4.33%で2カ月連続の低下だった。3カ月ぶりに4%台前半まで改善した。現空面積は22万3281坪で2009年6月以来の水準まで低下した。低水準の続く新規供給が新築・築浅ビルでの品薄感を更に強めている模様。

 募集賃料(坪当たり)は1万8914円で、2カ月連続で改善が進んだ。競争力のあるビルで賃料値上げの動きが着実に浸透しつつあるという。