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ビル空室率、3大都市すべて改善 CBRE速報

 CBREは5月20日、3大都市のオフィス空室率・平均賃料速報(4月期)を発表した。東京23区、大阪市、名古屋市のいずれも空室率が改善した。

 東京23区の空室率は4.7%で前年同期比0.4ポイント低下した。大阪市も7.6%で同0.3ポイント低下、名古屋市は同0.6ポイント低下の7.5%だった。

 また、グレードAビルについては、東京が3.9%(前年同期比0.8ポイント減)、大阪市が同横ばいの10.4%、名古屋は同0.2ポイント減の3.2%となった。

 またグレードAビルの想定成約賃料(1坪当たり)は、東京が3万900円(同0.3%増)、大阪が1万8950円(同0.3%減)、名古屋が2万1550円(同0.5%増)だった。

 同調査は、原則延べ床面積1000坪以上で新耐震基準の賃貸オフィスビルを対象とした。グレードAは、基準階面積350坪以上(東京は500坪以上)、貸付総面積6500坪以上、延べ床面積1万坪以上で築11年未満のビル。