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2月の首都圏マンション供給、大雪影響で24%減

 不動産経済研究所の調査によると、首都圏で2月に発売された新築マンションは前年同月比24.1%減の2651戸だった。2013年4月以来、10カ月ぶりの前年比減。「週末に降った大雪が集客に影響を与えたことから、販売時期をずらすケースが900戸程度あった」(不動産経済研究所)ため、大幅に減少した。

 一方、契約率は80.6%と好調を維持している。同研究所は、「販売価格やローン金利の上昇懸念で購入意欲は高い」と話す。

 1戸当たりの価格は、前年同月比18.1%増の5064万円。1平方メートル当たりの単価は同13.1%増の70.8万円。1億円以上の「億ション」が74戸と多く、全体を押し上げた。