マネーフォワード(東京都港区)は、新リース会計基準に対応した「マネーフォワード クラウドリース会計」の正式提供を始めた。リース資産の判定や仕訳計上などの必須機能を網羅している。2027年4月に適用が開始される新リース会計基準に際して、工数の削減に期待ができる。企業各社の初年度の適用とその後の運用を支援していく。
新リース会計基準では、契約情報の収集や判定、リース資産の算定、新基準に対応した仕訳計上が求められ、経理部門・担当者の業務負荷が高まる。今回の新サービスは、単独導入のほか、他社の会計システムや固定資産管理システムとの併用も可能で、新基準へ柔軟に移行できる。今後、同社が提供している「マネーフォワード クラウド会計Plus」や「マネーフォワード クラウド契約」などともAPI連携する。
