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定期借家成約件数、前年度比9.1%減少 アットホーム・首都圏調査

 不動産情報サービスのアットホーム(東京都大田区)の調査によると、2012年度の1年間に首都圏で成約した定期借家物件は6850件で、前年度を9.1%下回った。登録物件数は、前年度とほぼ同じで9万5770件(前年度比0.1%増)だった。

 物件種別の成約件数で最も多かったのはマンションで3983件、次いでアパートが2001件、戸建て住宅は866件だった。

 物件種別に平均成約賃料を見てみると、マンションと戸建て住宅は定期借家の方が高く(マンション=定期借家11.86万円、普通借家8.69万円/戸建て住宅=定期借家13.58万円、普通借家10.93万円)、逆にアパートは定期借家の方が低い(定期借家5.92万円、普通借家6.14万円)結果となった。定借アパートの27.8%が賃料5万円未満だったことが影響したようだ。

 同調査は、アットホーム全国不動産情報ネットワークに登録された物件情報を基にしたもの。