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創エネ、セキュリティー、断熱分野が市場拡大へ 富士経済調べ

 総合マーケティングの富士経済が、住宅設備・建材60品目を対象にした市場調査によると、2012年の住宅設備の市場規模は3兆5607億円(11年比3.5%増)、建材市場は2兆902億円(同3.7%増)、合計5兆6509億円(同3.6%増)になる見込みだ。

 また、2016年の予測も立てており、住宅設備は2011年比9.0%増の3兆7497億円、建材は2011年比1.1%減の1兆9940億円、合計5兆7437億円(11年比5.3%増)になるとしている。住宅設備は、創エネ分野とセキュリティー分野での市場拡大を予想。建材については、2020年の省エネ基準適合義務化に向けて断熱分野での拡大などを予想している。