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マンションの防災基準強化 近鉄不動産

 近鉄不動産(大阪市天王寺区)は、近畿・東海・首都圏で展開しているマンションの防災基準を強化する。現行の防災倉庫やAEDの設置、住宅設備機器の固定などに加えて、災害用浄水器や手廻しラジオなどの防災備品を追加。同時に、原則として16階以上の高層物件や200戸以上の大規模物件を対象に、約20時間供給が可能な非常用発電機を設置する。

 大阪府吹田市の仮称・吹田市藤白台プロジェクト(総戸数128戸・2014年10月竣工予定)や、神奈川県川崎市のローレルコート武蔵小杉今井仲町(総戸数39戸・2013年12月竣工予定)、愛知県名古屋市の仮称・ローレルコート砂田橋(総戸数34戸・2014年1月竣工予定)をスタートに順次導入を進める。