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西鉄と東京建物、福岡のマンション建て替えに参画

 西日本鉄道と東京建物は、福岡市住宅供給公社が1971年に分譲した団地「藤崎住宅」の建て替えにつき、参加組合員として参画する。建て替えアドバイザーはラプロス(本社・福岡市)。10月4日付で、「マンションの建替えの円滑化等に関する法律」に基づくマンション建替組合の設立が、福岡市から認可された。

 5階建て、4棟・130戸規模の団地を、10階建て1棟、232戸のマンションに建て替える。事業費は約40億円(土地代を除く)。余剰容積の活用により、組合員が現在と同程度の面積の住戸を取得する場合は新たな費用負担が生じない予定だ(還元率100%)。2013年7月から既存建物の解体作業に入り、15年春の竣工を目指す。