マンション・開発・経営

高齢者住宅など対象、「ヘルスケアリート」創設へ 国が後押し

  国土交通省、厚生労働省、金融庁は、サービス付き高齢者住宅、有料老人ホーム、病院などを対象とした証券化金融商品「ヘルスケアリート」の創設に向け、専門部会を立ち上げる。10月5日に1回目の会合を開き、年度末までの3回の部会で調査報告書をまとめる。その結果を受けて、上場を視野に入れた本格的な準備に入る。

 更なる高齢社会への突入をにらみ、高齢者を対象とした住宅・施設の供給拡大を図りたいほか、新たな金融商品の投入でJリート市場を活性化させたい狙いもある。