政策

ストック再生で改修技術など提示へ、国交省・勉強会

 国土交通省はこのほど、「持続可能社会における既存共同住宅ストック再生に向けた勉強会」(座長・村上周三=東京大学名誉教授、建築環境・省エネルギー機構理事長)を開催し、とりまとめに向けた骨子案を作成した。

 とりまとめでは、これまで調査してきた「耐久性・耐用性」「環境・省エネルギー」「耐震性」「防災性」「高齢者対応」の5つの性能分野における修繕・改修技術の概要、調査診断、工法、価格情報について提示する予定だ。内容は国民が利用しやすいようインターネットに掲載し、技術の進歩などを踏まえて追加・更新していくとしている。