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コンパクトマンション供給、10年度は1.2%増の7667戸 価格は上昇基調

 不動産経済研究所の調査によると、2010年度(2010年4月~2011年3月)に首都圏で供給されたコンパクトマンション(専有面積30~60平方メートル未満)は7667戸で、前年度を1.2%上回った。すべてのマンション供給に占めるシェアは17.0%で前年度を3.1ポイント下回ったが、例年との比較では高い水準となっている。
 平均価格は3829万円(前年度比9.1%上昇)、1平方メートル当たり単価は79.4万円(同9.4%上昇)。価格・単価共に、2000年度以降最も高い水準だった。また、2011年度上半期(4~9月)は更に上昇しており、平均価格は4014万円、1平方メートル当たり単価は80.8万円となっている。