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「プラウドシティ小竹向原」が第 4 回 ABINC 賞で「優秀賞」を受賞

 向原第二住宅団地マンション建替組合と、同組合に参加組合員として参画した野村不動産、旭化成ホームズは12月9日、同組合が施行した「プラウドシティ小竹向原」(東京都板橋区)が、一般社団法人いきもの共生事業推進協議会(ABINC)が主催する第4回ABINC賞で優秀賞を受賞したと発表した。

 同物件は敷地面積約1万8000 平方メートル、全500戸の大規模分譲マンション。従前の建物は全246戸の団地で、敷地内には約50年間大切に育てられた桜、欅、杉、ユリの木など多様な樹木が多く生育していた。それらの樹木を団地の歴史として保存、再利用することに加え、従前団地に見劣りしない緑地緑量を備え、潤いある街づくり・都市の森づくりに取り組んだ。既存の樹木を活かした豊かな緑地の確保や、バードバスによる水辺の工夫、間伐材を用いたベンチやオブジェの創作などの環境配慮の取り組みや、地域住民の交流を促す多彩なイベントの企画も地域の活性化に大きく貢献するものとして評価された。