この記事は有料記事です。 残り 2649 文字 有料会員になると続きをお読みいただけます。
新規会員登録で1ヶ月間無料でご覧いただけます。
(※⼀部有料会員限定ページあり)
総合
不動産選別 衝撃 空き家900万戸 建物価値を追う 資産活用に狙い定め再生 社会課題が事業好機に 収益を生む知恵で明暗
空き家の増加が社会問題になっている中、総務省が今年4月末に発表した住宅・土地統計調査によれば、空き家の数は過去最高を更新し900万戸に達した。人口減少も止まらない。今年1月1日時点の日本の総人口は約1億2488万人となり、日本人の人口は15年連続で減少している。人が減っていく中で利活用や処分など資産のありようが問われている。東京を含めて全国的に切り捨てられる地域と生き残る地域が選別されることへの備えに向けて知恵を絞ることは待ったなしだ。