オープンハウスグループの24年9月期中間決算は、主力の戸建て事業における市中在庫の調整に伴う売上総利益率の低下などにより営業利益・経常利益は減益だったものの、売上高、利益とも上期の期初計画を上回り着地。売上高と当期純利益は第2四半期として過去最高を更新した。
セグメント別では、戸建て関連事業が売上高3275億3300万円(前期比10.7%増)、営業利益314億700万円(同10.7%減)。マンション事業は引き渡しが第4四半期に集中するため、売上高55億4500万円(同79.1%減)、営業損失19億1700万円(前年同期は41億2900万円の営業利益)だったものの、販売契約の進ちょくは9割と順調に推移。収益不動産事業は保守的に評価損を計上した結果、売上高762億7300万円(同17.6%減)、営業利益45億9400万円(同57.8%減)だったものの、その影響を除くと売上総利益率は前年同水準。米国不動産などその他事業は、売上高474億4700万円(同14.4%増)、営業利益48億7800万円(同8.6%増)。子会社のプレサンスコーポレーションは上期の計画を上回り着地した。
オーウンハウスグループ
決 算 24年9月第2四半期
売上高 6,027億円 (11.3%)
営業利益 557億円 (△20.0%)
経常利益 582億円 (△13.6%)
当期利益 519億円 (16.8%)
予 想 24年9月
売上高 1兆3,000億円 (13.2%)
営業利益 1,240億円 (△12.9%)
経常利益 1,200億円 (△12.4%)
当期利益 925億円 (0.5%)