決算

増収し過去最高益利益率が大幅改善 住協 22年度業績

 埼玉県を中心とした戸建て事業や都内でのマンション事業を展開している住協(埼玉県所沢市、安永久人社長)は、22年9月期決算で、19年以来3期ぶりに増収に転じたほか、最高益を更新した。供給件数は微増だったものの、利益率が大幅に上がったことが増益の要因となった。尾崎正樹専務は「純利益は2店舗分相当増加した。コロナに伴う住宅ニーズが市場のフォローの風を捉えたことに加え、値引きが大幅に減った。当社は施工から販売まで自社で手掛けており、販売の外注などはしていない。営業担当者が改めて品質にこだわった自社製品を理解し、品質を価格に転嫁したことが、値引きの抑止につながった」と分析した。

住 協

決 算 22年9月

売上高 429億円 (31.2%)

営業利益 47億円 (74.2%)

経常利益 44億円 (76.5%)

当期利益 29億円 (76.4%)

予 想 23年9月

売上高 ――円 (―%)

営業利益 ――円 (―%)

経常利益 ――円 (--%)

当期利益 ――円 (―%)

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