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総合
市場10年目の課題と展望 成熟期に向かう自宅リースバック 競合増加、商品洗練化へ 知恵絞り多様性に対応
自宅のリースバック市場が誕生して約10年が経過した。長寿化など時代の要請か、取り扱う企業は増え続けている。商品への誤解やトラブル回避に向け、国土交通省によるガイドブックが整備され、市場は成熟期に向かいつつある。業界としての〝標準商品〟を作り、利用者が個々の商品の特性を理解しやすくすべきとの意見も出始めている。決してメジャーな市場ではないものの、現場には高い社会的意義を感じる社員のモチベーションがあふれている。(井川弘子)