マンション・開発・経営

緑と健康を軸に「ヒルズの未来形」 「麻布台ヒルズ」11月に開業 世界水準のレジ、販売順調と

 森ビルは8月8日、「麻布台ヒルズ」(東京都港区)が11月24日から順次開業することを発表した。オフィスや住宅などの建物を高層化し、空いた空間を緑地化する「立体緑園都市(ヴァーティカルガーデンシティ)」を実現した「ヒルズの未来形」(辻慎吾社長)という位置付け。「GREEN(グリーン)」と「WELLNESS(ウェルネス)」の2つをキーコンセプトに、約2万4000m2を緑化し、最高レベルの環境認証や健康認証の取得、全電力の再生可能エネルギー化、再エネ証書を自動発行するシステムを導入するなどに取り組む。総貸室面積が約21万4500m2のオフィスはIT企業など約5割が契約、年度末までの満床を目指す。辻社長はリーシングについて「(外資など)グリーンとウェルネスに関心を示し、強い引き合いがある」と述べた。

この記事は有料記事です。 残り 979 文字 有料会員になると続きをお読みいただけます。
新規会員登録で1ヶ月間無料でご覧いただけます。 (※⼀部有料会員限定ページあり)

新規会員登録 有料会員登録

ログイン

新聞のお求めはこちら»  会員について»