総合

新時代に跳ねる! シェアハウスにニーズ復調の兆し 物件再生の選択肢で存在感 〝賃料抑制〟以外の強みで訴求

 長引くコロナ禍により、特に単身者向け物件において、都市部の賃貸住宅市況は精彩を欠く状況が続いている。リモートワークの普及をはじめとしたライフ・ワークスタイルの変化により、「都心好アクセス」の優先度が下がり、広さや部屋数、居室内の快適さなどを重視する動きが顕在化したためと見られる。一方で、コロナ禍の発生当初は感染防止などの意識もあり、需要や開発が目に見えて下火となったシェアハウスについては、一部でニーズに復調がうかがえる様子だ。いくつかの事例と共に、その背景を紹介する。

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