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センチュリー21・スマートドライブ 車両管理システムを全店導入 安全運転意識をシステムで向上

 センチュリー21・ジャパン(東京都港区)と、スマートドライブ(東京都千代田区)は、10月17日に業務提携した。センチュリー21加盟店の全店に、スマートドライブ提供の車両管理システム『SmartDrive Fleet Basic』(イメージ図)を順次導入する。運転者の安全運転意識の一層の向上を図っていく。

 センチュリー21は、加盟店が(自動車を5台以上所有、または乗車定員11人以上の自動車を1台以上使用する事業所ごとに)選任配置する「安全運転管理者」や運転者の業務の効率化と安全運転の促進を目的に導入を決めた。

 4月の道路交通法施行規則の一部改正により、安全運転管理者を設置する事業所では、運転者の運転前後の酒気帯びの有無を確認し、その記録を1年間保存することなどが白ナンバー車にも義務づけされた。

 同システムは、車両の運行日報の作成や乗車前点検、車両予約などを自動化する機能を搭載し、運転前後に運転者を確認する「アルコールチェック」にも対応している。道路交通法などの法令を遵守しながら、紙や表計算ソフト(エクセル)で管理していた記録情報をデジタル化できる。スマートフォンやタブレットで簡便に同システムを操作し、クラウド上でデータを一括管理できる。

 また、希望するセンチュリリー21加盟店に対しては、シガーソケット型機器や通信型ドライブレコーダーなどの車載器を活用する上位システムの『SmartDrive Fleet』へのアップグレードにも対応する。運行日誌の自動作成機能のほか、車両の位置情報がリアルタイムに把握できるようになる。効率的な営業ルートの検討や、現場からほかの現場へ移動する際の業務指示などにも役立つ。業務の効率化と生産性の向上にも期待できる。急ハンドルや急発進、急ブレーキなどの危険な運転を可視化する安全運転スコア機能を搭載しており、事故削減の安全運転指導にも有用となっている。