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冒険社プラコレ 新サービス 仮想空間の働き方 

 冒険社プラコレ(神奈川県鎌倉市)は、アバター(分身)を介した新たな働き方を実現できる異世界空間プラットフォーム『ViKet TOWN』(ビケットタウン)の提供を7月に始めた。管理する側と管理される側の双方のマネジメント業務を減らし、社員の自由性や高いモチベーションで〝自走〟する組織づくりに生かせるという。

 場所・管理・評価の3つの不自由を解消する。注目され始めた新しい組織体系DAO(分散型自律組織)の観点を採用している。バーチャル(仮想)空間のアバターを介した交流やオンライン・チャット通話などで場所を選ばない。出退勤・勤怠状況をデジタルで可視化し、管理からの自由を得られる。勤務時間を分析することで、生産性に関し、上司の適切な指導や社員の自己の振り返りにも役立つ。

 また、同プラットフォーム内で利用できる「社内通貨」を活用すれば、上司の評価からも解放される。純粋に自社を〝活性化〟した人ほど、社内通貨を得て評価されるチームづくりを後押しする。社内通貨は、同システム内のアバターショップで服装や装飾、新アイテムと交換できる。