総合

大手百貨店の不動産戦略 オフィス・住宅開発などアセット多様化 低迷する本業の再構築を狙う

 大手百貨店3社が再成長のために不動産事業に注力する。消失したインバウンド需要に加え、収益の柱だった衣料品のECによる購買の定着などの変化が背景にある。これまでも大都市都心一等地での商業店舗開発を行ってきたが、住宅やオフィスといった他のアセットへの開発を積極化する。不動産市場に新たなプレーヤーが参入するが、百貨店ならではのブランド力を不動産事業に生かせるか否かが鍵となってくる。 (桑島良紀)

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