総合

シェアハウス 新しいコンセプト続々 居住形態定着で各社差別化へ

 かつては、大家族が一つ屋根の下に暮らしていた。今のように各部屋にエアコンなどあるわけもなく、暖房機器もそれほど使わなかった。機器の消費電力の問題もあるが、結果的には環境に配慮したエコな時代だったのかもしれない。その後、核家族化が進み、家族の構成員がそれぞれ別の家を設けるようになると、エネルギーの使用量は伸びていった。今、その流れに逆らうかのように〝共同生活〟がブームだ。若い人たちを中心に敷金・礼金など初期費用がいらず、安価に借りられるということで人気のあるシェアハウス。ルームシェアと違い、個室はあるので、プライバシーはある程度守られる。そして、プライバシーを尊重する現代だからこそ、逆にコミュニティを求める層からの引き合いが後を絶たない。その中で、これまでとは異なるコンセプトのシェアハウスがある。「スキルアップ」「ステップアップ」を目指せる〝スキルアップハウス〟、アウトドア派をターゲットにしたシェアハウスなど、これまでになかったコンセプトシェアハウスとは||。

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