総合

回顧と新年への期待 大震災が変えた経済と社会

 11年は未曾有の大災害、東日本大震災に揺り動かされた年だった。大きな地震動に大津波、更に収束が見えない原発事故。震災は経済・社会だけでなく、人々の意識や考え方までも変えた。そして欧州の金融財政危機にももまれ、経済は急激な円高・株安が進み危機的状態に。迎える12年、最大のテーマは震災からの復興。それをけん引するのが経済の立て直しである。内需の柱、住宅・不動産の動向はその鍵を握る。12年度税制改正では、住宅取得資金の贈与税非課税枠の拡大や特例措置の延長などの枠組みが確保された。厳しい中だが、新たな飛躍への態勢を整えたい。

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