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三井不、大阪・境で開発中の商業施設でZEB取得

三井不動産は、開発中の商業施設「三井ショッピングパーク ららぽーと堺」(大阪府堺市美原区)がBELS(建築物省エネルギー性能表示制度)に基づく「ZEB Oriented(物販等)」認証を取得した。大規模商業施設として国内では初めて。建物内には地域連携を図ったイベントを実施できるスペースを設ける。開業は11月を予定しており、関西エリアで4施設目の「ららぽーと」となる。

テナント従業員が働きやすい環境の実現とES(従業員満足)向上を目指し、従業員休憩室を各階に設置し、全館で計5カ所とした。間仕切りのあるカウンター席や仮眠をとりやすいソファエリア、フリーWi-Fiなど機能面の充実とデザインにもこだわった。また、手軽に利用できる従業員専用コンビニエンスストアや、従業員専用駐車場を設置する予定となっている。

同施設はファミリー層をメインに、シニア・ヤング層まで幅広い世代が楽しめる店舗・サービスを提供すべく、さまざまなファッション、雑貨、飲食、エンターテインメント、サービスなど話題性の高い約210店舗が出店する。