ロードスターキャピタルは5月16日、販売用不動産「KDX東品川ビル」(東京都品川区)を取得した。延べ床面積1万138平方メートルの鉄骨・鉄筋コンクリート造地下1階付5階建て。建築時期は1993年。同ビルは品川区東品川の海岸通り沿いの角地に位置する中層の大型オフィスビル。東京臨海高速鉄道りんかい線の品川シーサイド駅から徒歩5分で、京浜急行本線の青物横丁駅や鮫洲駅も利用できる。
同社によると、同物件周辺には2002年の「品川シーサイド」駅開業に合わせて再開発された商業施設や大手企業が入居するオフィスビル、中高層の共同住宅等が建ち並び、また公園や水辺広場も整備されたことから、都会にいながら緑や風、海を感じることができる開放的なエリアとなっているという。こうした魅力的な特色を備えたエリア環境に加え、建物の維持管理状態が良好であること、基準階面積約480坪の貸室は大型テナントの誘致にも対応可能であること、更にバリューアップ余地があることから、自社の更なる成長に資する資産であると判断した。