日本GLP(東京都中央区)は4月17日、大阪府大阪市東住吉区で延べ床面積約2万8500平方メートルの物流施設「GLP大阪Ⅳ」の起工式を行ったと発表した。「GLP大阪市東住吉区まちづくりプロジェクト」における2棟目で、大手日用品卸企業のあらた(東京都江東区)の専用施設として2026年10月末の竣工を予定している。なお、隣接する「GLP大阪Ⅲ」は、2024年10月に着工しており、2026年1月末の竣工を予定している。
今回の「GLP大阪Ⅳ」は、地上4階建てで、倉庫内保管エリアは構造ブレースの無い仕様として全面的な自動マテハン設備の設置に対応するほか、4層吹抜けの自動ラック倉庫エリアをあらかじめ計画することで、最新技術を用いた高度な物流オペレーションを可能にするのが特徴だ。
【『GLP大阪市東住吉区まちづくりプロジェクト』について】
「GLP大阪市東住吉区まちづくりプロジェクト」とは、地区面積約5万6000平方メートルのエリアにおいて、西側に物流施設2棟と商業施設を含む「にぎわいゾーン」、東側に現在の矢田教育の森公園を移設し新たに「憩いとうるおい・スポーツゾーン」を整備する地域活性化計画。日本GLPは、同プロジェクトの区画整理事業の主体・施行者として開発を推進している。