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記者が解説 住宅新報web週刊ニュース記事(4月28日~5月11日)

・東急の新社長がトップ記事

・都市型賃貸住宅、ニーズつかみ定着

・今年最大の大型倒産、金融からの視点に注目

 1週間のランキング・トップ10から記者が気になる記事を3つピックアップしていきます。今回は、配信のお休みを頂いたゴールデンウィークを挟んで2週間が対象となる特別編です。

 トップは、「東急、新社長に堀江取締役常務執行役員(2023/5/11配信)」でした。対象期間最終日の午後に配信しましたが、高い関心を集めて1位となりました。以前からトップ人事は関心が高いですが、今年は特にトップ交代が目立ちます。今回も4位には2月に配信した大東建託のトップ人事の記事がランクインしており、トップ交代は引き続き関心が高い記事であることが分かります。

 2位の「賃貸開発が累計200棟 東京都江東区の物件竣工で オリックス不(2023/5/9号)」は、都市型賃貸マンションが広がっている様子がうかがえる記事です。単身のビジネスパーソンにとって、アクセス性の良さやデザイン性などは重要な要素です。また、サービスも時代時代で最先端のものを導入しており、賃貸住宅の一つの形態として定着してきたようです。

 3位の「ユニゾHDへの債権、45行・649億円 東京商工リサーチ(2023/4/29配信・ニッキン)」ですが、今年最大の大型倒産として一報(4/27配信)を報じ、前回3位にランクインした記事の続報です。今回は5位の関連記事と共に、ニッキンとの提携ニュースですが、融資をした金融機関の視点からの記事でした。読者の方には、同じ出来事を多面的に捉えることができたではないでしょうか。

 

アクセスランキングトップ10 (4月28日~5月11日)

1位 東急、新社長に堀江取締役常務執行役員
2位 賃貸開発が累計200棟 東京都江東区の物件竣工で オリックス不
3位 ユニゾHDへの債権、45行・649億円 東京商工リサーチ
4位 大東建託、新社長に竹内啓常務取締役 4月1日付
5位 地域銀、ユニゾHD向け債権額を相次ぎ公表 関係者は冷静な見方
6位 3Dプリンター住宅開発で経済産業省の支援企業に選出 セレンディクス
7位 YKK APへ不適合防火設備の改修指示 国交省
8位 人事・機構改革 積水ハウス
レインズ 中古住宅 在庫が急増中 マンション成約も増に転じる 戸建て需要は陰り続く
10位 「三井のすずちゃん」CM第3弾 東京・日本橋が舞台