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全国のアスベスト飛散防止対策は95% 国交省が調査結果を公表

 国土交通省は1月27日、建築物防災週間(21年度春季)に実施した「民間建築物における吹付けアスベスト等飛散防止対策に関する調査」の結果を公表した。それによると、同対策の対応率は前年から0.3%増加し、95.2%となった。

 調査対象は、昭和31年から平成元年までに施工された民間の建築物のうち大規模(おおむね1000平米以上)の建築物。調査建材は吹付けアスベストおよびアスベスト含有吹付けロックウール。調査は、地方公共団体から建築物所有者等に報告を求めること等により実施した。