総合

「ウェビナー」の効果的な活用を Bizibl・SREHD

 Bizibl Technologies(大阪市北区)と、SREホールディングス(旧・ソニー不動産、東京都港区)は、セミナーをオンライン化した「ウェビナー」を接点にこれからの顧客接点づくりや商談方法を考える「セールス&マーケター向け勉強会」として、ウェビナー「成果に繋がる!ゼロから学べる!ウェビナー開催でやっている超具体的なコト」を開催した。
 SREホールディングス・プロダクトマーケティングマネージャーの長澤孝一郎氏は、自身の不動産会社での勤務経験や、ウェビナー企画を手掛けてきた実績をふまえ、「ウェビナーには、(1)単独開催で自社サービスを紹介する、または、(2)自社と同じマーケットを対象とした他社サービスと連携して開催する、もしくは、これが一般的に多いスタイルで、(3)広く興味を持ってもらうためのお役立ち情報の提供を軸に開催する方法がある。この(1)から(3)の順番で開催していくと、訴求効果が高いと思う」と説明。その上で、「視聴者が集まらずに頭を抱えている企業があるが、例えば、単独自社開催の(1)では、たとえ1人の参加者でもよいと思う。実際の商談でも1対1であり、濃密な時間となって成約につながりやすい。参加者がいなければ、ほかの仕事に戻ればよい。1対1であっても、その開催の頻度(ひんど)を高めれば、成約率も向上する」と解説した。
 更に、ウェビナーマーケティングサービス「Bizibl」の提供など、ウェビナーマーケティング支援事業を展開するBizibl Technologies・営業責任者の堅田遼氏を交えた対談では、「直接の対面と違ってウェビナーは、オンラインで視聴するだけで済むため、参加の心理的なハードルが下がる。ライブ配信にこだわらず、録画配信でもかえって視聴者側は時間に拘束されずに好きなタイミングで視聴できる。主催企業は録画をストックし、見逃し配信などで使えば手間がなく、かつ、視聴者も参加する機会が増える」の要旨で、両氏が説明した。