政策

既存建築物省エネ化推進事業で44件を採択 国交省

 国土交通省は、22年度既存建築物省エネ化推進事業の第1回提案募集について、44件の採択プロジェクトを決定した。既存建築物の省エネ化の推進および関連投資の活性化を図るためのもので、民間事業者による既存建築物の省エネルギー性能の向上に寄与する改修等を支援する。今年6月に公募を実施し、83件の応募があった。学識経験者からなる評価委員会で決定した方針に基づき審査を行い、「省エネルギー効果が高いもの」「躯体(外皮)改修の割合が高いもの」など、省エネ改修として総合的に効果が大きいものを優先し、採択プロジェクトの決定に至った。

 主な採択事業名と代表提案者は次の通り。「希望ヶ丘ホスピタル省エネ化事業/みずほ東芝リース」「柏原市産業会館省エネルギー事業/リコーリース」など。