マンション・開発・経営

立体自動倉庫でシェアリングサービス 野村不、IHIが物流施設開発

 野村不動産とIHI(東京都江東区、井手社長博)は、大規模物流施設「(仮称)Landport 横浜杉田」(横浜市金沢区)の開発に着手する。両社による物流施設開発での協業は初めて。特徴は3、4階の一部に約12メートルの吹き抜け空間を作り、最大約5000パレットの保管を可能にした立体型自動倉庫を設置。複数の企業で、利用するシェアリングサービスを導入する。23年4月に着工、25年2月に竣工する予定だ。
 同施設は、首都高速湾岸線「杉田IC」より約0・3キロと横浜や東京都内へのアクセスが良く配送利便性に優れた立地。自動倉庫のシェアリングサービスのほか、ECテナント特有の必要機能や各種自動化機器のシェアリングも検討している。

(写真)立体型自動倉庫CG パース