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東建、東京・京橋で「暮らしと光」テーマにアート展示会

東京建物は、8月26日から9月25日まで(「東京建物京橋ビル」(東京都中央区京橋)1階の「BAG-Brillia Art Gallery-(バッグ ブリリア アート ギャラリー)」で、展覧会『LIVE+LIGHT In praise of Shadows 「陰翳礼讃」現代の光技術と』を開催する。入場は無料。

同社が21年10月にオープンした同ギャラリーは、「暮らしとアート」をテーマにした展覧会を企画・開催。今回の展覧会は「暮らしと光」を主題に取り上げる。谷崎潤一郎のエッセイ「陰翳礼讃」における「光」と「翳り(かげり)」を、現代の視点で空間に表現している。

谷崎潤一郎の「陰翳礼讃」は、日本の美的感覚について論じたもので、いにしえの日本では「光」とともに「翳り」を認め、芸術を作り上げたという主張のもと、照明、建築、紙、食器、食べ物、化粧など多岐にわたって考察した論評。「陰翳礼讃」の6点の印象深い文章をもとに展示テーマを設定し、現代の光技術を駆使しながら、世界観を表現する。