政策

既存建築物の省エネ化推進事業で3件採択 国交省

 国土交通省は、21年度既存建築物省エネ化推進事業の第3回公募を行い、3件の採択プロジェクトを決定した。採択されたのは、(1)ケアハウス湘南の里 省エネルギー事業、(2)養護老人ホームあっとほーむ若葉 省エネ改修工事、(3)京都産業大学第3・4研究棟 高効率機器(空調・照明)および日射調整 フィルムによる省エネ事業。
 学識経験者からなる評価委員会で決定した方針に基づき審査を実施。「躯体(外皮)改修の割合が高いもの」「より早く省エネ効果が発現されるもの」など、省エネ改修として総合的に効果が大きいものを優先し、予算の範囲内で決定した。
 同事業は、既存建築物の省エネ化の推進および関連投資の活性化を図るため、民間事業者が改修等を行う建設工事費等の一部を支援するもの。第3回公募は2月3日~同17日で実施され、9件の応募があった。